■「アイリッシュコーヒー」をご存知ですか?
アイリッシュコーヒーとは、砂糖で甘くしたホットコーヒーに、
アイリッシュウイスキーを注いでかき混ぜ、
最後にホイップクリームをフロートさせるカクテルのひとつ。
寒い冬に好んで飲まれるのですが、その起源は1942年にさかのぼります。
当時、イギリスからアメリカへと大西洋を横断する飛行機は、
給油のためにアイルランドとカナダに寄港しなければならなかったのだそう。
海上で給油をする間、乗客たちは船で陸に渡って待つことに。
飛行機が発達した現代とは異なる、気密性の高くない飛空挺でのフライトと
寒い海を渡る間に冷え切ってしまった乗客の身体をあたためるために、
アイルランドのフォインズ飛行場にあったパブのシェフが考案した飲み物…
それが、アイリッシュコーヒーでした。
作曲するとき「Jameson」が欠かせないと語ったのはレディー・ガガ。
アイリッシュウイスキーは蒸留回数が多いため、
他のウイスキーよりもなめらかな味わいに仕上がるといいます。
ウイスキーなど蒸留酒は苦手、という女性でも飲みやすそうですね。
ちょっと大人のコーヒードリンク、こっくりと甘いアイリッシュコーヒーで
寒い冬の夜を暖かくすごしてみてはいかがでしょうか。
■アイリッシュコンサートのご案内
「命の水」ウイスキー、そしてアイリッシュコーヒーの生まれた地、アイルランド。
Enya(エンヤ)やClannad(クラナド)など、
幻想的なハーモニーで人々を魅了するアーティストも、アイルランドで生まれました。
そのアイルランドに1990年代から毎年1年の3分の1の期間滞在し、
現地の様々な地方の演奏家たちから教えを受けてきた
守安功・雅子夫妻のコンサートが、
1月末に鹿児島市内の3つの会場で開催されます。
(フライヤーはクリックで拡大します)
守安功さんはアイリッシュフルート、ホイッスル、またリコーダー奏者でもあり バロック音楽の専門家。
奥さまの雅子さんはアイリッシュハープ、コンサーティーナ、バウロン奏者。
アイルランド音楽の第一人者ともいわれるご夫妻の演奏をぜひ、お楽しみください。
コンサートのチケットを、鹿児島市上之園町のKINENBIでも販売しております。
大人:2000円・学生:1500円・小学生:1000円